ロータリー 山形 長井ロータリークラブ

 

2025~2026年度

会長 小笠原 信吾

今般、長井ロータリークラブの会長に選任されました小笠原信吾と申します。
1年間よろしくお願いします。

当クラブが創立した昭和37年ころ、社会奉仕という概念は一般的ではなかったように聞き及んでおります。ロータリークラブは、そのような中で世間に先だってボランティアを始めました。その後、社会奉仕が広まっていきました。ロータリークラブはその広まりの一端を担っていたと思われます。そして現在、ロータリークラブのみならず、様々な人や団体が社会奉仕を行っております。
また、現代はグローバリズムと呼ばれる国際化の下、人々の海外交流は活発になっております。ロータリークラブはグローバリズムの発生に先立って学生・生徒の海外留学を実現しておりました。これらの実績は誇るべきものと思われます。

しかしながら、単純再生産を繰り返しているのみでは時代の変化に対応できません。

ロータリークラブには主に経営者が集います。経営者の仕事は、組織を作り上げ、維持していくことと考えております。従業員がそれぞれの働きをし、各人の働きが有機的に連動することによって、ひとつのビジネスを成立させていく。同じことを繰り返すのではなく、ビジネスを続けるために様々な変化を受け入れて実現させます。そのような経験及び経験から得られる知見を備える方々がここに集まっております。そのような方々に、将来普及させるべき事柄に関するお話を提供し、ともに考えていけば、この地域に住む人々の将来何をすべか、という問いに対する答えが得られるのではないでしょうか。単純作業も大事ですし、責任ある立場を離れて行う単純作業は楽な気持ちにさせるかもしれませんが、それよりも、私たちが得意なことをしてみませんか。それが、このクラブがすべき奉仕につながると考えています。

人の問題だけに着目しても、人口減少にはじまり、働き手の人手不足と全体的な質の向上、知見と経験をもつ世代から次代へのノウハウの承継がうまくいかないなど、この地域においても様々な問題が発生しています。何ができるかは未知数ですが、この一年、何かをやってみたいと思います。

重点目標

1. 例会の充実

ゲスト卓話の人選を精査するなどして、内容の充実した例会を実施する。

2. 会員増強

 首会員数・・・24名
 会員純増・・・2名
 退会者・・・・0名

3. 新入会員のケア

入会した新入会員を放置せず、クラブに馴染んでもらえるように継続的なケアを行う。

4. クラブ運営の見直し

将来のクラブ運営を見据えて、安易な前年踏襲を是とせず、ゼロベースからクラブ運営そのものを見直す。